11/12

今日から、毎日日記がてらにブログを更新してみようと思う。いつまで続くかわからないけど。

 

というのも、体調不良で今日は会社を休み、一日中ベッドの上だった。だから、色々考える時間があって、それに対して自分はどうしたらいいか、悩んでいた。

いままでのこと。今のこと。これからのこと。

 

僕は生まれる前、そして2年前、2回死にかけた。そもそも、僕は今日まで26年間、よく生きてこれたなと思っている。

 

へその緒が首に巻きついた状態で、酸欠状態だった僕は帝王切開で生まれた。

小さい頃は体が弱くて、赤血球の異常増加や男性には珍しい股関節の病気にかかり、歩けなくなる可能性を示唆されたと、母からは聞いた。

 

家族関係は、父親が単身赴任でほとんど家にいなかったことを除けば良好。友達にも恵まれていた。

強いていうなら、女性になりたい願望があったことは誰にも言えなかったことが一番辛かったのかもしれない。(さらっとカミングアウトしたけど、今でもそういう感覚はあります)

スカートを履いたりするのは楽しかった。あ、無理にズボン履かなくてもいいんだ、とか。まあ、僕の場合は「絶対に女の子になりたい!」みたいなやつではなかったので、そこまで苦しまずに済んだのかなと。

 

個人的に、中学、高校時代は楽しかった。でも、少し辛かった。

まず、中学時代。目立ちたがり、そして少しなよなよした性格。いじめ、とまではいかないけど、あだ名はその年にブレイクしたオカマキャラの芸能人。また、自分をちゃんと名前で呼んでくれた友達ですら、僕は「いじられ」キャラで、まじめに取り合ってもらえない状況はしんどい時もあった。

まあ、自分から進んで選んだ道でもあるから、後悔はしていないし、ただこの頃から「無理して笑おうとしてみる」性格が染み付いているとも思う。

 

高校は進学校で、僕は早々についていけなくなった。友達はいたけど、学校のイベントで、なんとなく孤立してしまう自分がいた。

この頃から、少なからず自殺願望はあった。早く死にたかった。母親が「自分はいけなかったから、あんたには大学に行って欲しい」と言っていたのが強く残っていて、せめて大学には行って親孝行してから死んでもええか、くらいの気持ちだった。

 

そんな僕は浪人生となった。ただ、浪人生活は楽しかった。変な友達作りはしなくていいし、ただ好きな勉強が出来る。

いい先生にも恵まれて、僕の人生で一番充実していたかもしれない。

 

大学はまた、僕に新しい世界を見せてくれた。

キャンパスライフはまじめに、でも楽しく過ごせた。

ゼミ、部活、バイト先、全ての環境に恵まれていた。

とはいえ、この頃にはもう、「僕」というアイデンティティは消えていて、「僕」を演じる「僕」がたしかに存在していた。

なんかもう、ピエロみたいになってた自分を止められなかった。

 

社会人。上京した僕は鬱病にかかった。

とにかく根は真面目だったから、「失敗してはいけない」って意識が強くて、睡眠時間を削って勉強した。そしたら手が震えるようになって、キーボードが打てなくなった。それでも、年収は500万、六本木勤務という、「勝ち組」のステータスを手放したくなかった。

何回も夜中の3時ごろ、近くのビルの明るさに「みんな頑張ってる」と言い聞かせて仕事をしてたの、今は笑えるし、その時も楽しんでいた気はするけど、身体は正直だった。

家に帰れなくなって、近くの大きな川に飛び込もうとして、でも無理で。

気付いたら、親に連れられ大阪に戻されてた。そして電話、メール、ツイッターFaceBook、LINEに入ってる連絡を見て、気付かされる。

「僕」の知らない「僕」が、「僕」を守ってくれたのかな、と。

僕は鬱病にかかった3ヶ月前後の記憶がほぼなくて、自殺をほのめかす投稿をしていたことなんて僕は気付いていなかった。でも、たしかに僕は死のうとしていた。何も言わずに実行していたら、もう僕はここに居ないかもしれない。

 

今。

なんとか生きている。

今年、また一時期、身体がどうにもならない時があった。前の会社のように過度な忙しさに追われることがなければ、嫌味ばかり言ってくる上司もいない。それでも僕は、急にこの世界から消えたくなる。死にたくなる。

それだけならいい。目眩や微熱、胸を鷲掴みされるような痛み。

身体的に現れる症状とは向き合う必要があり、僕はそれが一番辛い。

 

なにより、僕はやっぱり、僕を迷いながら生きている。本当は誰とも関わりたくない。信用したくない。自分が裏切ったり、裏切られたりして、縁が切れるくらいなら、誰とも仲良くしたくない。

でも、僕は出会う人全て大切にしたい。笑っていて欲しいし、僕も笑っていたい。

でも、僕という人間の器では、そんなこと実現できない。

 

そもそも、僕は男だけど、やっぱり女の人でありたい。

目立ちたいし、人のこと笑かしたいけど、笑われたくない。

人の言っていることが理解できない。僕が考えてることも理解できない。80万払ってセミナー通って、最初は良かったけど、最近またわからなくなってきた。

毎日泣く。それくらいしんどい。

楽しいなんて嘘、大嘘。でも笑ってる自分はいる。

 

「みんなもそう」とか言われたくない。

「世の中クソ」って罵りたいわけでもない。

疲れた、ホント疲れたの、生きてるのが。

だから、これから毎日ブログに記録していこうと思った。

この日が、自分にとって最後の日になった時、何か証拠が残っていて欲しいと思って。

 

こんなこと言っても、僕は多分楽しく生きていけるし、でもその分苦しみながら生きていくと思う。

まだ僕は夢叶えてないから。

自分が書いた小説が映像化されるとか。

レクサスに乗ってBUMPの曲だけ流しながらドライブするとか。

タワーマンションの最上階に住んでみるとか。

筋肉つけて身体大きくしたいとか。

 

だから、もう「誰かのために」生きるのやめよう、ってこと。いや、今までも十分自分のために生きてきてるけど。

自分が、やってみたいこと、全部叶えたいから。せめて一つくらいは叶えたいから。そのために生きるんだと。

そんな決意表明のブログ。

なんかアンニュイな感じですみません。死なないので安心してください。

さ、明日からまた頑張ります。