刀ステ初めて観に行ったら涙止まらず3時間終わってた

先日、生では初めて、刀ステを観に行ってきました。ずーーっと感動してずーーっと泣いてました(ずっと泣いてた、は語弊ありますが前半の終盤から泣いてました。隣の人には申し訳なかったな……)。中身に関しては言語化できるほど知識が定着していないので言及しませんが、本ブログでは、刀剣乱舞というコンテンツの初期から知ってはいたものの、ライトに関わって来たオタクがどうして舞台を観に行こうとしたか、そしてそこから感じた「かっこよさ」とは何か、について書いております。ずっと刀剣乱舞好きな方も、最近気になってきたという方も、こういうオタクが居るんだな、と思いながら読んで頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

長らくハマれなかった理由

リリース初期から登録・プレイはしており、知識が全くないジャンルではありませんでした。しかし、ゲームにすぐ飽きてしまったこと、刀剣男士のデザインやボイスが刺さらなかったことで、早々にゲームを遊ばなくなってしまいました。

まず、【ゲームにすぐ飽きてしまった】点については、世界観やストーリーが把握出来ず、刀剣男士を出撃させるだけの単純作業が苦痛になったのが一番の理由でした。後々、特定の刀同士で出撃させると特別な掛け合いが見れるケース等、物語を補完してくれる機会があることを知りましたが、その頃には別ジャンルにハマっていたので、X周年の前後でログインする程度のレベルまでコンテンツからは離れておりました。

また、【デザインやボイスが刺さらなかった】点についても、キャラの背景を感じ取れなかった点が大きいウェイトを占めていたのかな、と。デザインやボイスって、一目惚れすることはもちろんありますが、キャラの内面や背景、物語を知っていくことで好きになる部分が僕にはあります。今だったらまんばちゃん(山姥切国広)とか兼さん(和泉守兼定)が好きなんですが、バックボーンを知らないのにガワだけ好きになるのって結構難しいと僕は思うので、結論を簡単に述べると、【物語がわからなかった】この一言に尽きますかね……。

ちなみに、ガワだけ好きになるのは難しいと言いながらも、蛍丸のフィギュアは持っているので、見た目から入ったキャラが居ないわけでもないことを併記しておきます。
昔はがっつりショタコンだったので……。

 

 

 

 

 

 

「舞台 刀剣乱舞」との出会い

そんな中、2020年の5月末か6月頃に、【舞台 刀剣乱舞】(以降刀ステで統一します)のバックナンバーが無料配信されるとのことで、フォロワーさんの勧めもあり、無料配信期間に過去の刀ステを観る機会がありました。元々、刀ステが面白いよって話は聞いていましたが、生半可な知識で舞台を観る勇気は全然なく……。とはいえ、良い機会だし(無料だし)と思い、期間中に配信されたものを全て、視聴しました。

とにかく、物語が面白い!!!!!(そして重い……!!!!!)

具体的には一切書けませんが、オタクはこういうの絶対好きじゃん、のオンパレードなんです。毎回毎回胸が締め付けられ、ハンカチを濡らしながら、号泣していた記憶が残っています。加えて、公演を重ねる毎に演者さんの表現にも幅が広がっていき、ある回以降は「本当に刀剣男子が居る」と思っちゃうレベルで没入したので、「所詮は2.5次元舞台でしょ?」って斜に構えて観ないのはすごーーーーーく勿体ない作品だと、僕は思いました。

刀ステ沼に引っ張るなら具体的に書いた方が良いんですが、具体的に書いちゃうとこの感動がめちゃくちゃ薄れるので、気になった方は下記のURLから過去の配信分を観て頂ければ、と思います。是非観てください。是非!!!!!
舞台『刀剣乱舞』特設ページ - DMM.com 動画 https://www.dmm.com/digital/cinema/stage_toukenranbu/

 

 

 

 

 

 

生でしか味わえない感動

時勢柄気を付けて、ではありますが、先日初めて刀ステを観た感想としては、とにかく良かった、素晴らしい、の一言でした。(この表現が良いかは判りませんが)2.5次元系の舞台自体、これが初めてだったので、最初はすごく緊張していました。実際に足を運んでみると、9割くらいは女性で、男性って全然居ないんだな。。。というのが率直な感想で、それも緊張に拍車かけたかな、と(自分が女性だったら、隣が男の人って結構気を使っちゃうかも……)。まあ、時間帯や曜日の関係があるので、これが全てではないことをご了承ください。

生のメリットの一番は、「音」です。演者さんの声色、BGM、殺陣のシーンの足音、現場でしか聴けない音は確実にあって、それが身体に染み渡っていく感覚……これだけで半月分の食費を払って観た甲斐があるなと(チケット代まあまあ高いですよね……?)。

また、舞台全体を見渡せること、舞台だけに集中できることの二点もメリットだなと。配信は気楽に観れて、演者さんの表情がフォーカスされることもあって、別のメリットがもちろんあるんですが、生には生でしか味わえない感覚があります。物語が進行するに連れて高まっていく緊張感・緊迫感は、其処に居て初めて伝わるものがあります。加えて、今回の公演場所となった「IHIステージアラウンド東京」の特徴でもある、観客席が360度回転する仕掛けが、よりワクワクを膨らませてくれた気がします。一種のアトラクション、のような凄さがありました。

 

 

 

 

 

 

「かっこよさ」を言語化したい

で。語りたいのは、此処かなと。昔から、わりと女性向けと呼ばれるコンテンツやキャラクターを好きなることがある男オタクなので、男の人が言いがちな「女性=イケメンが好き」っていう論説には、半分合ってるけど半分違うんじゃないかな、というのが常々ありました。というのも、こと2次元とか、こういう舞台とか、メインキャラクターってかっこよく(かわいく)描かれるのって当たり前だと思うんです(これは男性向けに女性キャラがかわいく[かっこよく]描かれるのとほぼ同義だと思ってください)。だから、顔が良いキャラだけでは埋没してしまう……もう少し、一歩踏み込んだ何かが必要なんじゃないかな……と考えたとき。

やはり、キャラクターの背景、物語が大事なんじゃないかな、と僕は思うのです。

刀剣乱舞というコンテンツに(語弊を恐れずに言うと)思い入れのなかったオタクが舞台に行こうと決めた理由って、配信で観た舞台の物語(ストーリーラインはもちろん、刀同士の関係性であったり、各回に登場する歴史上の人物の想いだったり)に胸を打たれ、加えて、演者さんやスタッフさんたちの熱意に惹かれ……其処が大きいんじゃないかなと。【物語】と【熱意】この二つが合わさることで、それを受ける側は、どんどん応援したくなって、どんどんそのコンテンツにのめり込んでいく。今の僕は、そう考えています。

そんでもって、この【物語】と【熱意】については、ずっと前から追いかけている方が既に、その熱を沢山アウトプットしている(ブログへの感想だったり、ファンアートだったり)ので、此処では語りません。でも、ガワだけしか知らないで、「どうせ2.5次元の舞台なんでしょ」って言い捨てちゃうのは、ことこのコンテンツについては、本当に勿体ないと思います。だから、気になっている方は先程貼ったリンクから、是非バックナンバーをご覧になっていただければと思います!