Aimerさんの10周年ライブのレポート書かずにウダウダしてたら遊郭編の主題歌決まっててそれどころじゃなくなった

【Aimer 10th Anniversary Live in SAITAMA SUPER ARENA】

に、行ってきましたレポートを書こうとして。
個人的にいろいろあって書けずにダラダラしていたところ、予想外のところからニュースがやって来たので。

Aimerさんへの想いを、ぶつけなきゃ!!!!!!!
と思い立って、この記事を書きました。

 

◆『攻めている』と感じたセットリスト

とにかく、『Aimer』というアーティストの想いが詰まっているライブでした。
開始すぐ、涙を流し、声を震わせながら歌っていた『トリル』なんか、伝説ですよ。感動しかなくて。
全体的にしっとり聴かせる曲で占められた、このご時世的にもピッタリの選曲(とはいえ『Run Riot』『SPARK-AGAIN』の流れは超痺れた!!!)。
そして、セトリの多くはキャリア前半の曲が多かったこともあり、来てくれたファンを信用し、
かつAimerさんの、シングルカップリングやアルバム曲まで聴いてくれているファンへの覚悟みたいなものが見えたライブでした。
(『夜の国』のPVでボロ泣きして『グレースノート』でもボロ泣きしてとにかくずっと泣いてたオタク)

 

ちょっと脱線しますが。
好きなアーティストが「××で流行った」の「××」に対して、「それは違うよ!」って言いたくなる気持ち、誰しも持っていますよね。
Aimerさんにも勿論、「××」に当たる部分がいくつかあると思っていて、

 

RE:I AM』から好きな人と
Brave Shine』から好きな人と
『蝶々結び』『カタオモイ』あたりから好きな人と
『Ref:rain』~『STAND-ALONE』あたりから好きな人と
『花の唄』『I beg you』『春はゆく』あたりから好きな人と

 

大型のタイアップや、別アーティストのプロデュースによってヒットした曲から入ったファンは、当然ながら多いんだろうなと。
(僕も『六等星の夜』が出会いですが、本格的に聴き始めたのは『Black Bird』からなので)

 

ただ、其処には結構、アーティスト本人以外の色がついていますよね。
Aimerさんのyoutubeの再生回数上位に居る『蝶々結び』『カタオモイ』『I beg you』は、どれも本人作詞ではありません。

 

今回のライブでは『蝶々結び』こそ歌われましたが、ここ最近のヒット曲はほぼスルー。
こんな思い切ったセトリでライブしてるAimerさん、雰囲気はふわふわしてるけどめちゃくちゃ攻めててかっけえな!!!
と、勝手にテンションを上げていました。

 

今思えば。
色んなものがあっての、あのセットリストだったのかな、と邪推したり。
というか、人間だから、そういうふうに思わずには居られなくて。。。

 

◆青天の霹靂とはこのこと

2021年9月25日、23時40分ごろを境にして、平和だったAimerさんのTwitterのサジェストワードは様変わりすることになりました。

 

呑気に見ていた『鬼滅の刃 無限列車編』の再放送。
CM乱発の各駅停車ぶりをゆるく楽しみながら、僕の一番の期待は。
遊郭編に登場する天元様の新規カットがないかどうか、でした。
(過去のブログに天元様にハマった理由が書かれていますので暇な方はそちらもご覧ください)
ワクワクしながらその時を待っていたのですが。
待っていたのですが。

 

12月開始の遊郭編の前に、無限列車編の新規シナリオと再構成版が2か月あるという情報が入り、
当然の如くLiSAさんの主題歌が決まり、
で、遊郭編の【LiSAさん】の主題歌はどんな感じになってるのかな~~~~~?????と待っていたら。

 

 

ん?
んんん???
このハスキーな声は???

 

 

そして、テレビの画面に映し出される、
【Aimer】の文字。

 

 

おおおおおおおおおおおおおおお????????????
Aimerさんが??????遊郭編の??????OPとEDを歌う!!!!!!!!!

 

 

『残響散歌』
もう既に良い曲じゃん!!!!!!なにあの「ターラララッタラー」みたいな!!!!!!超かっこいいじゃん!!!!!!!!

 

『朝が来る』
えっ、ちょっと前に別のアニメの主題歌で『春はゆく』歌ったばっかじゃん!!!!!!!!
梶浦さんのプロデュースだって!!!!!!!!!もう良い曲になるの確定じゃん!!!!!!!!!!!!!

 

 

その後、Aimerさんのレーベル移籍が発表されたりして、ファンの情緒はボロボロに(いい意味で)なりました。

 

 

ただ、落ち着いて考えてみると、今までなんとなく「自分しか知らないかも」的な存在で居続けたAimerさんが。
セールス的な結果がどうなるかはともかく、否が応でも大多数に「知られる」ことが差し迫っているんだな、と思うと、複雑な気持ちになりました。

 

◆『バトンタッチ』は突然の事

『紅蓮華』『炎』と、鬼滅の刃関連曲で一躍時の人となったLiSAさん。
でも、元からLiSAさんを好きだったファンからすれば、少し複雑な部分はあったでしょう。

 

僕も、LiSAさんは『crossing field』『Catch the Moment』がめちゃくちゃ好きで、
テレビで歌うLiSAさんを見ているとたまに(昔の曲歌ってくれないかな…)って思っちゃったりする時があって。

また、今年に入って色々あったらしく、活動もお休みされたとのこと。
お休みの経緯には触れませんが、何時までも【鬼滅の刃の人】のままで居るのは、あまりにも大変すぎます。

 

とはいえ、爆発的ヒットタイトルの、それもアニメに負けずヒットしたアーティストの後を受けるアーティストって、すごく難しい立ち位置だなと。
めちゃくちゃ有名なアーティストを持ってくるのは「作品に乗っかってる」感が出そうだし。
とはいえあまりにも一般知名度が薄いアーティストだと「誰」「ごり押しか」みたいなネガティブイメージが尽きそうだし。
何より、アニソンを歌い続けて来たLiSAさんからバトンを引継ぎ、今後アニメの続編が作られたとして、一般寄りのアーティストにバトンを引き渡す選択肢が出た時。

 

確かに、Aimerさんがちょうどいいところに居るのかも、と思ったのです。

 

ガンダムFate関連の主題歌でオタク層の信頼度はある程度掴んでいる一方、
『蝶々結び』『カタオモイ』『コイワズライ』あたりで若い人に受けている曲も多く。
Black Bird』『STAND-ALONE』等、映像系のタイアップからファンも獲得した実績を踏まえると。

 

なんか、ちょうどよさそうな人選だな…と。

 

まあ、そういう想像は置いておいて。この話は結構前から決まっていたでしょうし、タイミングさえ合えばライブでの発表もあったのかも、とか思いつつ。
むしろあのライブで感じたAimerさんの強い意思、この大型タイアップがバックに存在していたのが背中を押すような形で、Aimerさんの決意をより強くさせたのかな、なんて、考えてみたりするのです。

 

◆『変わったとしても』ファンはあなたの歌を待っています

ライブは、夜が明けるまでを描く流れになっていましたが、奇しくも、新曲に『朝が来る』というタイトルがあり、
Aimerさんが大切にしていた夜の世界には再び、陽の光が差すこととなりました。
その光は、ひょっとするとファンがびっくりするくらい長く続くかもしれませんし、その光がパタッと消えてしまうかもしれません。

 

ファン歴が浅いからこそ言えるのかもしれませんが、
僕はAimerさんが描く、夜が明けた世界も好きなのです。
特に『ONE』は辛い時・苦しい時に奮い立たせてくれる、力をくれる一曲で、
夜の世界を大事にしているAimerさんだからこその一曲。とっても大好きなんです。

 

ちょっと前に「歌番組とか出てほしいなー」って思っていたのが、いざ可能性が高まると、
「出なくてもいいかなあ」とか思っちゃうのがファンのずっこいところなんですが。
どんな場所に居ても、ファンは必ず、耳を澄ましてAimerさんの歌を待っているので。

 

めちゃくちゃ、此処からのご活躍が、楽しみです……!!!!!!!!