褒められると嬉しい
とても当たり前のことだけど
それを受け入れられない人もいるだろうし
何も感じない人もいるだろう
押し付けないように心がけるけど
間違った時は、素直に謝ろう
僕は、僕が思う1000倍くらい、素直に謝れてないと思う
※これからこういうこともブログで更新しようと思います
褒められると嬉しい
とても当たり前のことだけど
それを受け入れられない人もいるだろうし
何も感じない人もいるだろう
押し付けないように心がけるけど
間違った時は、素直に謝ろう
僕は、僕が思う1000倍くらい、素直に謝れてないと思う
※これからこういうこともブログで更新しようと思います
昨年、大和選手について2本、ブログ記事を書きました。
特に、最初に更新したこちらの記事(https://kerokerokarol.hatenablog.com/entry/2020/07/18/152353)は、多くのファンに読んで頂き、僕自身書いて良かったと思う限りでした。
2020年の大和選手は、打撃成績においてはキャリアハイと言って良い成績を収めました。自己最多の4本塁打をはじめ、打率(.281)や出塁率(.342)、長打率(.387)も規定打席不足ながら過去最高の成績。OPSに至っては、キャリア初の7越え(.729)を果たしています。
2021年。
梶谷隆幸選手のFA移籍に伴い、巨人から田中俊太選手が加入。そして、ドラフトでは牧秀悟選手を獲得。内野手争いが過熱する中、大和選手の立ち位置は流動的になる見込みです。
DeNAでの大和選手は、レギュラーで出場することを目標にしてシーズンを戦ってきました。しかし、昨年の契約更改を見る限りでは、ユーティリティとしての出場も厭わない印象があります。練習試合やオープン戦ではセカンド、ショートを守っていることから、調子次第でセカンドやショートでのスタメン、そして、バックアップ要因としての役割が求められそうです。
しかし、大和選手に求められる役割は、試合に出場することだけではないように思います。それは、大和選手がチームの最年長選手であることに関連しています。
https://sp.baystars.co.jp/entertainment/column/nobu_farm/2019/1007_01.html
こちらは、2019年のチームスタッフの方が書かれたブログ記事です。
大和選手が練習熱心で、負けず嫌いな性格なのは阪神時代のファンならご存じかと思いますが、印象的だったのは「若い選手もかなりの刺激をもらってる」の部分でした。
以前公開されていた大和選手のインタビュー記事の中で佐野恵太選手が言及していたように、試合が終わっても納得するまでバットを振り続ける姿勢は、比較的若いチームの鏡になっているんだろうな、と。また、チームスタッフや監督、コーチ陣との橋渡しとして、キャプテンの佐野選手では背負いきれない部分を、フォロー出来る存在である必要があるのかな、と。表面的には引っ張るタイプの選手ではないと思いますが、大和選手の存在が若い選手にとっての刺激であり、拠り所となるなら、それが一番大切な役割なのかな……と外野が勝手に想像しています。
全てが順調にいけば、2022年のDeNAベイスターズは、ショートに森敬斗選手を、セカンドに牧選手を置く布陣で、総合的に強化された編成が出来るものと推測しています。今年こそ、大和選手をスタメンで観られる機会はラストチャンスかな、と。
ただ、それが寂しいと思わないのは、大和選手が楽しそうに野球をしてくれているからです。これは、ロッテに移籍した鳥谷敬選手にも言えるのですが、長らく応援していた選手が新天地で溌溂とプレーしているのを観ると、僕はとっても嬉しくなるんです。特に大和選手は、DeNAの移籍で明らかに選手寿命が伸び、打撃面での技術向上も見られ、守備要因だけでなくここぞの代打としての活躍も期待が持てそうな選手に変わりつつあります。
30歳という年齢で天然芝から人工芝にホーム球場を移したうえで本格的にショートを守るようになり、試合数が少ないながらも打撃成績において飛躍的に向上を見せた大和選手の姿に、さほど年齢が離れていない身としては、勇気を沢山もらえます。やってみないと判らない、という言葉の通りで、挑戦しないと、何が起こるかわかりません。DeNAベイスターズというチームの行方はもちろんですが、大和選手の姿を追いかけながら、僕もこの一年、充実させられるように頑張りたい。そう思わせてくれる魅力が、大和選手には沢山、溢れています。怪我だけには気を付けて、あと、大和選手のことばっかり書いてますが、チーム一丸となって日本一を目指してほしいと、願っております。
先日、生では初めて、刀ステを観に行ってきました。ずーーっと感動してずーーっと泣いてました(ずっと泣いてた、は語弊ありますが前半の終盤から泣いてました。隣の人には申し訳なかったな……)。中身に関しては言語化できるほど知識が定着していないので言及しませんが、本ブログでは、刀剣乱舞というコンテンツの初期から知ってはいたものの、ライトに関わって来たオタクがどうして舞台を観に行こうとしたか、そしてそこから感じた「かっこよさ」とは何か、について書いております。ずっと刀剣乱舞好きな方も、最近気になってきたという方も、こういうオタクが居るんだな、と思いながら読んで頂ければ幸いです。
リリース初期から登録・プレイはしており、知識が全くないジャンルではありませんでした。しかし、ゲームにすぐ飽きてしまったこと、刀剣男士のデザインやボイスが刺さらなかったことで、早々にゲームを遊ばなくなってしまいました。
まず、【ゲームにすぐ飽きてしまった】点については、世界観やストーリーが把握出来ず、刀剣男士を出撃させるだけの単純作業が苦痛になったのが一番の理由でした。後々、特定の刀同士で出撃させると特別な掛け合いが見れるケース等、物語を補完してくれる機会があることを知りましたが、その頃には別ジャンルにハマっていたので、X周年の前後でログインする程度のレベルまでコンテンツからは離れておりました。
また、【デザインやボイスが刺さらなかった】点についても、キャラの背景を感じ取れなかった点が大きいウェイトを占めていたのかな、と。デザインやボイスって、一目惚れすることはもちろんありますが、キャラの内面や背景、物語を知っていくことで好きになる部分が僕にはあります。今だったらまんばちゃん(山姥切国広)とか兼さん(和泉守兼定)が好きなんですが、バックボーンを知らないのにガワだけ好きになるのって結構難しいと僕は思うので、結論を簡単に述べると、【物語がわからなかった】この一言に尽きますかね……。
ちなみに、ガワだけ好きになるのは難しいと言いながらも、蛍丸のフィギュアは持っているので、見た目から入ったキャラが居ないわけでもないことを併記しておきます。
昔はがっつりショタコンだったので……。
そんな中、2020年の5月末か6月頃に、【舞台 刀剣乱舞】(以降刀ステで統一します)のバックナンバーが無料配信されるとのことで、フォロワーさんの勧めもあり、無料配信期間に過去の刀ステを観る機会がありました。元々、刀ステが面白いよって話は聞いていましたが、生半可な知識で舞台を観る勇気は全然なく……。とはいえ、良い機会だし(無料だし)と思い、期間中に配信されたものを全て、視聴しました。
とにかく、物語が面白い!!!!!(そして重い……!!!!!)
具体的には一切書けませんが、オタクはこういうの絶対好きじゃん、のオンパレードなんです。毎回毎回胸が締め付けられ、ハンカチを濡らしながら、号泣していた記憶が残っています。加えて、公演を重ねる毎に演者さんの表現にも幅が広がっていき、ある回以降は「本当に刀剣男子が居る」と思っちゃうレベルで没入したので、「所詮は2.5次元舞台でしょ?」って斜に構えて観ないのはすごーーーーーく勿体ない作品だと、僕は思いました。
刀ステ沼に引っ張るなら具体的に書いた方が良いんですが、具体的に書いちゃうとこの感動がめちゃくちゃ薄れるので、気になった方は下記のURLから過去の配信分を観て頂ければ、と思います。是非観てください。是非!!!!!
舞台『刀剣乱舞』特設ページ - DMM.com 動画 https://www.dmm.com/digital/cinema/stage_toukenranbu/
時勢柄気を付けて、ではありますが、先日初めて刀ステを観た感想としては、とにかく良かった、素晴らしい、の一言でした。(この表現が良いかは判りませんが)2.5次元系の舞台自体、これが初めてだったので、最初はすごく緊張していました。実際に足を運んでみると、9割くらいは女性で、男性って全然居ないんだな。。。というのが率直な感想で、それも緊張に拍車かけたかな、と(自分が女性だったら、隣が男の人って結構気を使っちゃうかも……)。まあ、時間帯や曜日の関係があるので、これが全てではないことをご了承ください。
生のメリットの一番は、「音」です。演者さんの声色、BGM、殺陣のシーンの足音、現場でしか聴けない音は確実にあって、それが身体に染み渡っていく感覚……これだけで半月分の食費を払って観た甲斐があるなと(チケット代まあまあ高いですよね……?)。
また、舞台全体を見渡せること、舞台だけに集中できることの二点もメリットだなと。配信は気楽に観れて、演者さんの表情がフォーカスされることもあって、別のメリットがもちろんあるんですが、生には生でしか味わえない感覚があります。物語が進行するに連れて高まっていく緊張感・緊迫感は、其処に居て初めて伝わるものがあります。加えて、今回の公演場所となった「IHIステージアラウンド東京」の特徴でもある、観客席が360度回転する仕掛けが、よりワクワクを膨らませてくれた気がします。一種のアトラクション、のような凄さがありました。
で。語りたいのは、此処かなと。昔から、わりと女性向けと呼ばれるコンテンツやキャラクターを好きなることがある男オタクなので、男の人が言いがちな「女性=イケメンが好き」っていう論説には、半分合ってるけど半分違うんじゃないかな、というのが常々ありました。というのも、こと2次元とか、こういう舞台とか、メインキャラクターってかっこよく(かわいく)描かれるのって当たり前だと思うんです(これは男性向けに女性キャラがかわいく[かっこよく]描かれるのとほぼ同義だと思ってください)。だから、顔が良いキャラだけでは埋没してしまう……もう少し、一歩踏み込んだ何かが必要なんじゃないかな……と考えたとき。
やはり、キャラクターの背景、物語が大事なんじゃないかな、と僕は思うのです。
刀剣乱舞というコンテンツに(語弊を恐れずに言うと)思い入れのなかったオタクが舞台に行こうと決めた理由って、配信で観た舞台の物語(ストーリーラインはもちろん、刀同士の関係性であったり、各回に登場する歴史上の人物の想いだったり)に胸を打たれ、加えて、演者さんやスタッフさんたちの熱意に惹かれ……其処が大きいんじゃないかなと。【物語】と【熱意】この二つが合わさることで、それを受ける側は、どんどん応援したくなって、どんどんそのコンテンツにのめり込んでいく。今の僕は、そう考えています。
そんでもって、この【物語】と【熱意】については、ずっと前から追いかけている方が既に、その熱を沢山アウトプットしている(ブログへの感想だったり、ファンアートだったり)ので、此処では語りません。でも、ガワだけしか知らないで、「どうせ2.5次元の舞台なんでしょ」って言い捨てちゃうのは、ことこのコンテンツについては、本当に勿体ないと思います。だから、気になっている方は先程貼ったリンクから、是非バックナンバーをご覧になっていただければと思います!
「春の特別編」の感想をまとめていなかったので、このタイミングで感想ブログを上げました。秋の予習も兼ねて改めて見返したので、新鮮な意見もまとめながら、思っていることをぶつけました。
正直、「箱」の既視感は拭えませんでした。このシリーズでは、ある程度同じタイプの作品は定期的に生まれるのですが、それにしても、スパンが短かったなあと。。。
例として、「聞こえる」「Be Silent」という、ほぼ同じ構成の作品がこのシリーズにはあります。この二つは放映期間が12年程空いていて、「Be Silent」を新鮮に見れる層が多かったのではと推測しています。僕自身も「Be Silent」は小さい時に観てトラウマになった作品の一つなので、10年くらい期間が空いていれば大丈夫そうな気が。それでいくと、「箱」からは5年くらいしか空いてなくて、かつ「箱」のクオリティがめちゃくちゃ高かったので、「ぐぬぬ。。。どうしても『箱』の記憶が消せない!!!」という気持ちが。「箱」を知らない状態で「しみ」を観ていたら間違いなく、「めっちゃ面白い!!!」という評価になってました。
だからと言って、この作品が面白くなかったわけではないです。ゴテゴテのホラーなのかな、と思わせておいて、実は脳出血で意識不明の状態だった。。。というオチは、丁寧でかつゾクっとさせられるものがありました。「しみ」に意味があったのがすごい嬉しかったなあと。他にも、CM前のテロップで「しみ抜きの基本は早めの処置です」って出たシーンがありましたね。その時は「ふーん」としか思ってませんでしたが、観終わった後に「あのテロップには意味があったんだ!!!」って気付いたときの謎の高揚感。こういう使い方してくれるなら、あのテロップがあっても良いなあ、と。
他、個人的に思ったのは、CGが実写の邪魔をしなくなったことです。CGって、チープなものだと観ててゲンナリしちゃう時があって。でも、「しみ」のCGは恐怖を覚える、リアル感がすごくありました。演出が植田泰史監督なので(CGを作ったのは別の方かもしれないですが)「流石だ!」って思いましたね。
脚本が19秋の「恋の記憶、止まらないで」「ソロキャンプ」の諸橋隼人さんだったのも期待度大で、その期待を超えてくれる作品だったので、この一話あるだけで、19秋の特別編は満足でした。
惜しい作品ではあったなあと。奇妙作品の中では最長の40分という大作。演者同士の掛け合いも痺れるところは多かったのですが。
タイムパラドックスの扱いってかなり難しく、長編のアニメや映画でも「尺が足りねえ」って言われるケースがある中、この時間でやり切るにはちょっとボリュームが大きすぎたかなあと。
自分だったらですが、「事業が上手く行ったり、めっちゃ高いものを売れたからお金が手に入った、その流れで女性とお付き合い出来て、心臓も移植できた」という、「ランプの魔人に願いを叶えてもらっていなくてもそんな未来だったかもしれない」という導線を残してシナリオを書いたかもしれません。
とはいえ、この手のジャンルは「これがいい」って思う人がいれば「説明不足だ」って言う人もいるので、個人的にはこれを作ったスタッフさんが満足しているのなら、それが一番かなあと。
最後に、心臓を抉り取られて伊藤英明さんが絶命している最後のシーン。あれは演出としてすごい良かったです。過剰なグロさは不要ですが、当たり前の演出ほど、人間って恐怖を覚えるものであると実感しました。
'20春ではこれがMVPですね。
ストーリー、話題性、キャストの方々の掛け合い。全てにおいてマッチしていたなと。当時の杏さんといえば。。。という状況の中「男は死ぬまでスケベじゃ〜」という名セリフが生まれたりして。男のだらしなさへの虚無が詰まった杏さんの顔が最高に良かったです。
で、これは僕の中でなんですけど。
最近の奇妙って、コメディ系が鬼門になってるのはご存知ですか。。。? ちょっと前まで、いわゆる怖い話や、ブラック味の効いた話が面白くない、と思っていたんですが。結構その手のジャンル群は持ち直してきて、最近は怖い要素をしっかり持ち味に出来ているようには感じます。
あくまで僕の中で、ですが、コメディ系で手放しに「これ面白かったな!!!」って言える作品が、「クイズのおっさん」くらいまで遡るんです。それ以降はショート奇妙、という位置付けの作品もあったりしますが、バチっとハマった作品があんまりない印象で。
この作品では、ちゃんと「奇妙」な現象が起きていて、そこに対する解決策がちゃんと「クスッ」とさせられてるなと。お父さんが田中みな実さんの写真集を大事にしてたとか、近所のフィリピンパブの女の子に好意を寄せてたんじゃないかとか。普通に考えたらそんなことで成仏できないわけないじゃん、というのが、お葬式という特殊な状況の中で、あり得ない方向に走って行ってしまう。そういうところがシンプルだけど面白いんだなあと。
また、このシリーズを観ている人たちは、「不条理さ」には割と寛容だけど「説明できない面白さ」を奇妙では求めてない傾向があるのかなとは思ってます。(「説明できない」には個人差ありますが)
「大根侍」はその例で、アレが漫画だったら面白かったのかもしれないんですが、奇妙っていうジャンルのバイアスをかけて観ちゃうと「何やってんだ…?」って思ってしまうのかな。。。と。ホント、今のご時世、このブログがスタッフさんに見られちゃう可能性あるってわかってて書きますが、アレは浜辺美波さんの無駄遣いでした。近いうちにサイコ100倍盛りくらいの浜辺美波さん観たいのでもう一回出演オファーをしてほしいです。。。(他力本願)
一個、注文つけるなら、今のご時世ジェンダーに関する演出間違えると炎上しかねないので、それだけが心配でした。(多くは語りません!)
これも惜しい作品だったなあと。主人公は自業自得で奇妙な事件に巻き込まれていって。。。中盤くらいまではヒリヒリしてて面白かったんですが。。。
途中で配信の視点が変わっちゃったところが、僕はだめでした。。。
あれ、途中までは主人公を追う配信者の視点で配信が続いていたと思うんですが、最後は結構視点が飛んだよなあと。その瞬間に一気に冷めちゃったんですよね。。。
オチもまあ、昔やってた「ドッキリチューブ」のおとなしい版みたいな感じで。むしろ「ドッキリチューブ」ってめちゃくちゃ真っ当にきつめのブラック系作品だったんだな、と再評価出来たので、そういう点は良かったかもしれません。
と、最後は辛めな感想をつけてしまいましたが、新型コロナウイルスの影響を受けていたことを考えれば、「しみ」「三つの願い」「燃えない親父」この三作を観れただけでも十分お腹いっぱいだったなと。
「しみ」「燃えない親父」は違和感なく観れたのが面白く、「三つの願い」も邪推しながら自分の解釈が出来る余白を作ってくれていた点で、嫌いじゃないなと(ジャンル問わず説明過多な作品って疲れちゃうんでね)。
あと、ストーリーテラー部分もちゃんと意味があるってすごく大事で。
面白くない特別編って、テラーも何言ってるかわかんない、手抜きに見えちゃう時があるので、こういうところにも見所があるように感じました。
そして、ついに今日の夜、世にも奇妙な物語 秋の特別編が放映されます。ほん怖の方でミソが付きましたので、奇妙は何事もなく放映されることを願っています。。。!
2020年、横浜DeNAベイスターズの優勝はなくなった。
試合は残っているが、今シーズンの戦いはほぼ終了したと言っていい。ここからは来期を見越した戦いとなるだろう。
シーズン開始後、僕は「前田大和とかいう選手を応援して来て良かったという話」というブログを更新した。例年にない守備面の不安と、打撃面の力強さに思うところがありブログを書いたわけだが、同じ選手のファンにブログ記事を読んで頂き、ホッとした部分はあった。
とはいえ、僕はこう思っていた。
「シーズン終了時点で、ショートのスタメンを柴田選手に『奪われている』だろう」と。
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結果は、半分当たりで半分外れと言ったところだろうか。
シーズン中盤以降は倉本選手が復調したこともあり、大和選手・柴田選手・倉本選手のローテーションでスタメンが組まれることとなった。
チームがこの結果をどう捉えているかはわからないが、大和選手のファンとしては、まだ戦力として計算されているのだと感じ、安心しているところである。
とはいえ、来年がどうなるかはわからない。
長年ベイスターズを支えて来た、石川雄洋選手の退団が発表された点からも、横浜DeNAベイスターズというチームの方針が見て取れる。30歳を過ぎ、ベテランの域に突入した選手への判断は、非常に厳しいものがある。
石川選手は86年生まれの34歳。
大和選手は87年生まれの33歳(ブログ更新時点では32歳)。
来年の今頃、大和選手の立場が戦力としてカウントされない可能性は、決して低くない。
ただ、贔屓の一ファンとして思うところがある。
まだ、大和選手の力は、ベイスターズに必要であると。
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DeNAラミレス監督 激痛に耐えて犠飛の大和称賛「素晴らしい仕事をしてくれた」(デイリースポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/14c435d67c2d6e27fa9dbe60d2946b6558931666
9/15のヤクルト戦、自打球が左膝に直撃し、その後骨挫傷が判明したため、登録を抹消されるということがあった。
怪我による登録抹消は悲しい出来事ではあったが、自打球を受けた大和選手はその後打席に戻り、犠牲フライを放ったのだ。
身を削るようなバッティングで、僕は泣きそうになった。
そしてやはり、こういうところに「前田大和」という選手を応援したくなる要素が詰まっているのだろうと思う。
負けず嫌いで、試合中は感情を表に出さない仕事人気質なところが、やっぱり好きだな、と。
怪我明けの大和選手は、復帰前と比べてスピード感が戻ってきたように思える。
大和選手が離脱している間に柴田選手・倉本選手が少々息切れしているところだったので、大和選手の存在はまだまだ大きいとわかり、(複雑な気持ちはあったが)まだまだ応援できるのでは、という淡い期待を抱かずにはいられなかった。
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今シーズンを振り返ると、走塁に例年あったスピード感がなく、守備も不安定さが目立っていた点から、大和選手は足に不安を抱えてプレーを続けていたと推測される。もちろん、それが怪我によるものか、体重の増量によるものかはわからない。そもそも、足の不安というのも憶測の域を過ぎない。原因がどうあれ、安定的に+指標を稼いでいたUZRはリーグ平均を大きく下回っているのは事実であり、チームとしてデータの観点から貢献できていたかと言われたら、首を振らざるを得ないだろう。
一方、打撃は例年になく積極的で、本来プルヒッター気味だったスイングを一貫しているようにも見える(素人目ではあるが)。
10/24(土)の試合終了時点で、
という打撃成績を残している。
ちなみに、長打率とOPSについては、このままシーズンが終了すればキャリアハイとなる。
また、ホームランを3本打っており、こちらもキャリアハイとなっている。
打者として突出しているわけ成績ではないが、過去のキャリアから見るに、フォーム改造に取り組んだ結果は出ていると見ていいだろう。
また、得点圏打率という点では例年ほどの良さはないものの、8/25(火)のカープ戦でのサヨナラタイムリーや、10/16(金)の巨人戦での逆転タイムリー2ベースなど、ここぞの場面での一打を打っており、勝負強さは失われていない。
お立ち台に上がった時の反省コメントも実に大和選手らしく、渋い働きは要所で続いている。
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「変えぬ表情の裏側で――大和の知られざる葛藤」FOR REAL-in progress- | 横浜DeNAベイスターズ https://www.baystars.co.jp/column/forreal/200831/
そしてもう一つ。
昨年は一貫してショートを守り続けて来た大和選手が、シーズン中盤からセカンドでの出場機会を増やした。
打撃好調な倉本選手のショート適正を踏まえた判断と言われているが、僕は、大和選手のショートストップとしての限界が来た部分が一因にあったのだとではと推測している。
もちろん、その後もショートでの出場機会はあるため、完全なコンバートというわけではないが、
来期以降は『本来の役割』である、ユーティリティ性の高さを期待しての起用…レギュラー一番手ではなくなるのだろう…と悲観してしまう。
ただ、贔屓ファンとしては「悔しい」ことであり、同時に「安堵する」部分でもある。
良い印象のまま出場機会が減っていき、野球選手としての最後を迎える…本人は絶対それを望まないが、打てない・走れない・守れない…でも、試合には出続けなければならない、そういう選手を応援するのは辛いものがある。
(阪神ファンでもあるので、その辺りは察してもらえると…)
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残り試合がどうなるかはわからないが、一つ言えることがある。
僕は本当に、大和選手がここまで試合に出てくれるとは思っていなかった。
ユーティリティとして穴埋めして、若手が出てきたらそれで役目は終わりなんだろうな…と。
ただ、この3年間、大和選手は新天地でポジションを掴み、それを簡単に手放さなかった。
ファンの、どこか弱気な期待を、大和選手はずっと、裏切ってくれたのだ。
正直、守備に関しては阪神時代の方が圧倒的に凄かった。
取れない打球がないくらい、それくらい華麗だったプレーは、ベイスターズでは影を潜めているように見える。
でも、その分打って、阪神時代には見れなかった景色をたくさん見せてくれた。
悔しい思いをたくさん感じながら、必死に、全力でプレーしてくれた。
今年だって、沢山あった。
散々チャンスを潰し、回ってきた最終打席で初球を見逃さなかった、サヨナラタイムリー。
嬉しさより、安堵の表情を浮かべていた大和選手の顔が忘れられない。
先日の逆転タイムリーも。満塁のチャンスで三振したことを「しょーもない」と言った大和選手が、やっぱり好きなんだなあと。(その後、佐野選手が乗っかったところも好きでした)
2年ぶりのセカンド。
センターに抜けようとした打球を取って、グラブトス。
華麗なセカンド守備に、阪神時代に感じていた熱さが再び宿った。
先程も書いた、自打球を受けての犠牲フライ。
今年、大和選手のプレーで一番心が動いたシーンを挙げるなら、間違いなくあの一打だ。
試合中は表情変えず淡々と渋いプレーを重ねるのに、オフショットではお茶目で。
あと、いつからかヒットを打ってベースに立った時、リストを噛む癖がついていることも、ファンなら見逃していないだろう。あれ生で見たくて仕方ないな…とか。
そんな、色んな想いをくれた贔屓の選手に出来ることは一つ。
最後まで応援することだ。
時には厳しい言葉をかけてしまうかもしれない。
歯がゆさを感じる時はあるかもしれない。
一軍で活躍出来る期間は、そう長くはないだろう。
でも、今年の活躍は大和選手の選手寿命を伸ばしてくれたと信じたい。
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僕は、1年ぶりに横浜スタジアムへ行くことを決めた。
その試合に大和選手が出るかはわからないが…。
今年もたくさん力を、勇気を貰った選手。
この目にその姿を焼き付けられるように。