Aimerさんのアルバムを買いました

先日、Aimerさんのアルバム「Sun Dance」「Penny Rain」を買いました。
Aimerさんはデビュー初期の「六等星の夜」から知っていて、
RE:I AM」はiTunesで購入し、一時期良く聴いていました。

とはいえ、毎回シングルやアルバムを買うほどのファンではなく。
去年の夏時点では、アルバムを買うまでハマるとは思っていませんでした。
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風向きが変わったのは、昨年のこと。
Amazon Musicに入会し、前々からyoutubeでは聴いていた「蝶々結び」「花の唄」をプレイリストに入れてから、
Aimerさんの曲を積極的に聴き始めました。
最初は知っている曲だけを聴いていたのですが、段々と「カタオモイ」や「ONE」にハマっていきます。

さらに、「累 -かさね-」という映画を観たことで、Aimerさんへの熱が一気に高くなります。
主題歌の「Black Bird」がめちゃくちゃストーリーに合っていて、映画を観終わった後も曲の余韻がしばらく残っていました。
そもそも曲自体がとても良くって……。Aimerさんの力強い歌声に、切なくも熱がこもっているメロディ。
幸い、「Black Bird」はシングルリリースしてから間もなくサブスクリプションでの配信があり、自分は「Black Bird」をずっと聴いていました。

この時点でAmazon Musicで配信されている曲は一通り聴き、
そのうえで「Black Bird」「ONE」をループするような日々が続いておりました。
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年が明け、以前ブログで書いたのですが、自分が応援しているアイドルグループ「日向坂46(当時はけやき坂46)」の佐々木美鈴さんが、Aimerさんの新曲「花びらたちのマーチ」に出演されると知り、早速聴くことになります。

良い。
みーぱん(佐々木美鈴さんの愛称)の可愛さもさることながら、春の別れを歌っているような切ない歌詞と、「Black Bird」とは違うAimerさんの温かな歌声。
これはもうヘビロテ確定だな~~~と思っていたのですが。

最後に15秒、別の新曲がCMで流れたのです。
それが「I beg you」でした。

は???
さっきまでこんな春風のような歌歌ってた人なのか???
大嵐みたいな曲じゃが???同一人物か???

その時は不思議な衝撃を受けただけで終わったのですが、その日から数日後、「I beg you」が主題歌として使われている映画「Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly」を観に行くこととなりました。

映画の内容はここでは語りませんが、ジェットコースター級の内容を散々観た後で聴いた「I beg you」は、
「堕ちていく」ような感覚に誘ってくれました。
その日、iTunesで早速購入し、ただひたすら「I beg you」を聴き続けていました。
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2つの映画と1人のアイドルに導かれたわけですが、
アルバムが2枚同時に出ると聞いたとき「買わなきゃ」と自然に思いました。

「ONE」「Black Bird」をよく聴いていましたがシングルは買わず。
「I beg you」ばっか聴いてしまって、「花びらたちのマーチ」「Sailing」は聴かず。

このタイミングでアルバム買ってみても良いなと、自然な気持ちで僕は初回生産限定盤を購入しました。

全部良い。
中でも「We Two」が超いい。
こんな言い方すると語弊ありますが、闇とか、暗い心を抱えている(いた)人が伝える前向きなメッセージって、
同じような闇を抱えている人たちの背中をグイッと押してくれる感じがするんです。
最初は自分が良く聴いている曲が「Penny Rain」に多く収録されていたので、「Sun Dance」はそんなに聴かないかなあとか思っていましたがそんなことはなく。

どうしてもアルバムって「捨て曲」みたいなものが生まれてしまいがちですが、
このアルバムにはそれが全くない。曲順含めてしっかりと聴きごたえがありますし、飽きない。
素敵なアルバムです。
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昔からAimerさんのファンである方はきっと満足できる2枚だと思いますが、
僕みたいにタイアップ元のファンだったり、PVの女優さんのファンだったり、
Aimerさんにあまり興味がなかった人でも絶対に好きな曲が見つかるアルバムになっています。

折角興味があるなら、好きな曲が入っている方のアルバムを1枚買ってみてはいかがでしょうか。
恐らく、もう1枚も買っちゃうと思います。それくらい、魅力が溢れているので…。