アイドルを好きだからこそドリフェスを好きになれたのかもしれない
明日(ブログを更新している頃には今日、になっていそうですが)から2日間、武道館で開かれるドリフェスのライブ。
僕は運良く2days参加出来ることになりました。ライブというものに参加すること自体2年ぶり(ちなみにその時はBUMP OF CHICKENのライブに行きました)なので、楽しみ半分、ちゃんと最後までライブ楽しめるか、体力的な不安半分で明日を待っています。
僕がこの作品に初めて触れたのは今年、2018年に入ってからで、それまでは名前を知っている程度でした。
前々からツイッターのフォロワーさんから勧められていた作品ではあったので、いつか観よう観ようと思いつつ、3月にようやく、Amazonプライムで1話だけ無料配信されていたのを観たことで、「僕が武道館に行く！！！！！！！」ということが決定します。もちろん、この時の僕はそんな運命知るはずないのですが。
3月31日、自分の誕生日にフォロワーさんに誘われ、ドリフェス1期とライブ、ファンミを観させていただくことになりました。
1話面白かったし、2話以降はどんな感じなんやろうな〜〜と軽い気持ちで観始めたのですが……。
なんやこのアニメ……心が浄化されて行く……しかも演者の人が全国行脚してたとか……ガチて「アイドル」やん……！！！！！！！
まさか、こんな気持ちを抱くとは思ってもみませんでした。
そもそも、僕は昔から「アイドル」が好きで、小中学生の頃は【モーニング娘。】を、大学生になった頃には【ももいろクローバー(Z)】あたりを応援するようになり、社会人以降は【Kis-My-Ft2】【欅坂46】など、男女事務所問わず様々なアイドルを応援するようになりました。
ただ、「アイドル」が好きというステータスは、一般社会はもちろん、「オタク」界隈の中でもなかなか肩身が狭いステータスだと思っています。とにかく、「アイドル」を好きでない人からは嫌われたり、罵られたりする対象になりがちだなぁと。
痛感したのは、前になんかの番組の企画で、ヒーローに反するジャニーズのアイドルが、うっかり顔を出してしまったのが「子供の夢を壊す！」と炎上したときでしょうか。
時を同じくして、ゴールデン帯の番組に朝のホビアニの主役を担当されている声優さんが出演されていて、ばっちりそのアニメの決め台詞も披露していて、(僕はそのアニメ、声優さんともに好きなので嬉しかったのですが)「子供の夢を壊す」という意味合いでは近いところにあるんじゃないかな、とふと思った時、これは個人的な主観でしかないのですが、「アイドルだから」炎上してんのかなぁ、と思ったりしたのです。(なお僕もヒーローショーで何顔見せてるねん、と思う側であることを添えさせていただきます)
だから、アニメやゲームで扱われる「アイドル」をどこか敬遠している自分がいました。それは、あくまでもアニメやゲームが好きな人たちに向けて作られた「アイドル風」の作品であり、生身のアイドルを応援している身としては、「アイドル」という題材を使われているだけに思えてしまう作品は少なからずありました。(ただし、作品自体が面白くないというわけではなく、アニメ、ゲームとして傑作であるケースが多いとも僕は思っています)
ただ、【ドリフェス】という作品は違いました。この作品は頭から足先まで「アイドル」の物語なんです。
個人的に、ドリフェスRで観た、慎くんのドラマ出演回が胸に刺さりました。アイドル活動の傍らで役者として活動する慎くんへの風当たりがきつく(といっても、ひとりのおばちゃんからだけでしたが)、そこは普段アイドルを応援している自分が直面する場面でもあるので、丁寧に、リアルに描かれてるなぁと感動しました。(ここまで書いておいてなんですが、キャラの推しは奏くんです)
今回、武道館に参加するわけですが、僕みたいに最近になって知った人がいれば、プロジェクト立ち上げ初期から追い続けてきた人もいると思います。中には、ずっと追い続けて来たのに、武道館に来れない、という人もいるんじゃないかと思います。
先日、安室奈美恵さんが引退のため、ラストライブを行ったニュースを横目で見ながら、ファンの人はさぞ悲しいやろうな……と思っていたんですが。それはどうやら人ごとではなく。
ああ、明日明後日参加する人、しない人、ただ、【ドリフェス】という作品を追い続けて来た人にとっては、最高に幸せな日であり、その裏ではとても寂しい日でもあるのか、と思いました。
まだ半年しか触れてない僕ですらモヤモヤするんです。おそらくずっと追いかけてる人は、言葉では言い表せない気持ちを抱えていることだと。
でも、やっぱり2days、最高の思い出になるんだろうと。そう信じてます。間違いなくなるんでしょうけどね。
前々からブログに何か残しておきたいな、と思いながらとうとうこの日がやって来たので、急いでまとめた次第。多分、アイドルファンは絶対好きになる作品なので、プロジェクトに区切りがついたとしても、観てみてほしいなと思いながら今日は寝ます。
